Music Factory Tokyo

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  • 舞台「ソリティアが無くなったらこの世は終わり」コンペ最終選考通過者発表!
    舞台「ソリティアが無くなったらこの世は終わり」のラストシーンに音楽をつけるという実践を想定した最終課題が一次選考通過者に課せられた。

    限られた短い時間の中、台本と稽古現場見学(秋藤希夫は映像にて閲覧)を受けて音楽制作に取り組んできた5名の中から本舞台の音楽作家オーディション最終選考通過者が発表された。

    [作家名]

    千田優希

    [音源解説]
    このシーンを3つに分割して制作致しました。
    一つ目は、死を考えるほどの幸二の投げやりな気持ち
    二つ目は、はまちと向き合う幸二
    三つ目は、生きる希望を持って再出発する幸二

    感情の変化が特に感じられるセリフ・動作・表情に重点を置き、進行・音域・調・楽器の変化によってアプローチをかけていきました。同じメロディーを繰り返し用いることにより回想感を出し、ポイントとなるセリフや表情のシーンでは、音域を低くしたり、ストリングスを交えて構成しております。使用楽器は、ピアノとストリングスのみです。



    [作家名]
    mi-on

    [音源解説]
    M1 Ambientmix(アンビエントミックス)
    幸二の頭の中のシーンのはまちとの会話が夢を見ているような景色に見えたと感じたので、ぼんやりとした夢のような漂うイメージのサウンド、そして後半は切ないピアノソロの曲でまとめました。

    M2 BeatDX(ビートデラックス)
    すこしコミカルな印象で、はまちとの余り噛み合ない会話と切ないおかしさというのを表現してみました。後半はしっとりと懐かしいイメージのアコースティックなギターとピアニカで哀愁を表現しました。

    M3 Minimalmix(ミニマルミックス)
    無機的なテクノで電子音の中にジワジワ来る感じ。はまちはハイテンションなのに、幸二はさめてる感じ。だけど後半は何故か暗闇の中にも光が見えるような少し前向きになれたような気持ち、ノイズの中にある美しさと希望みたいなものを精一杯表現してみました。
    ※提出楽曲数制限を設けておらず、mi-onは3曲を提出。



    以下、山田能龍からのコメント

    まずは…短期間かつ、充分とは言えないインフォメーションの中での、皆さんの理解度・創造度の高さに大変感動しました。観たもの読んだもので埋めきれない部分を精一杯脳内で補完して、楽曲を制作して下さったんだなと。

    それぞれが優秀な作曲家である事はたっぷり感じた上で、お芝居との関係、つまり、時にバックグラウンドミュージックである事をも共存しうる楽曲性であったかを重要視して決めました。

    千田さんの楽曲は、主人公の心情をとても良く捉えたメロディでした。「こういうピアノが鳴ってて欲しい」というピアノが的確に鳴っている。そして、お芝居と楽曲の「前と後ろ」つまり共存のバランスがとっても良い。素晴らしい楽曲であっても、お芝居を後ろに追いやる曲を舞台で使うのは難しい。だからと言って弱々しいものが良いという訳でもないのが難しさだと思います。それらをクリアし、俳優の演技を後押ししながら、無くならずに在り続ける、凛とした佇まいが素晴らしかったです。

    mi-onさんは、何と言っても一曲目のアンビエントミックスが良かったです。文字通り耽美的な響きが、「儚さ」「危うさ」「郷愁」を誘っていて、ラストシーンの「状況」と「心情」を両面で描けていました。そしてそれが、お芝居とも共存出来うるものであった事が素晴らしかったです。それ以外の2曲は、シーンとのフィット感というよりは、発想の面白さかなと思いました。転換曲なども鑑みて、量産出来る頼もしさも感じたので決めました。


    2人に感想を聞くと、千田「台本から読み取ったことをきちんととらえて音楽を作れるよう本番に向けて精いっぱい取り組みます!」、mi-on「音楽でどこまで感情を揺さぶれるか、チャレンジです。作っていて今とても楽しいので、最後までがんばります!」と楽曲制作に向け意気込んでいた。

    5月11日(水)と上演が迫る中、音楽作家がどのような音楽を制作することができるのかもぜひ注目していてほしい。

    2016.04.27

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