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  • 木之下慶行楽曲徹底分析 山崎まさよし「One more time,One more chance(弾き語りVer.)」
    山崎まさよしさんの「One more time,One more chance」は、音楽専門学校時代に何度も何度も聴いていた楽曲です。山崎さんとスガシカオさんの影響でアコースティックギターにハマったのですが、特にこの曲は歌詞も共感できる部分が多く、格別な一曲に感じます。

    今回ご紹介させていただくのは、「One more time,One more chance」の弾き語りVer.です。
    この曲のグッとくる部分は、まず構成が歌とアコギのみということ。5分超えの曲がなぜ、歌とアコギだけで飽きさせずに聴かせることができるのか…アレンジャーは曲中で聞き手を飽きさせたら負けで、そうさせないようにすることができるのがアコギなどの生楽器だと思うんです。

    打ち込み楽器一つのみで楽曲を作ったところで、とても5分はもたないですが、生楽器なら音のぬくもりを伝えることで楽曲に色を添えることができます。近年はアコギでさえ打ち込まれている音楽も増えていますが、だからといって生楽器の良さが消えることはないと思います。もちろん、ジャンルによっては打ち込みのアコギを使った方がいい場合もありますが。

    自分自身そういった思いもあり、「One more time,One more chance (弾き語りVer.)」はアコギと歌で構成されたシンプルな楽曲の中でも、究極の作品のひとつだと捉えています。ダイナミクスが素晴らしいため、展開するにつれて曲の表情が変わっていくのが手に取るように分かります。

    波形として見ても、同曲がアレンジをする上で理想的な形であることもわかりますし、曲の表情を変える方法はトラックの積み重ねだけではないということも実感します。ダイナミクスの重要性を改めて認識させられる一曲です。


    木之下慶行

    2015.04.29

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