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  • 木之下慶行楽曲徹底分析 スガシカオ「ドキドキしちゃう」
    今回ご紹介するのは、スガシカオさんが1997年にリリースされた「ドキドキしちゃう」です。
    この曲は発売して数年後に初めて聴きました。当時はまだMTRを基本に作業をしており、DTMに進むかどうか迷ってた時期でしたが、そんな時にこの曲を聴いて、曲中に出てくる生楽器と要所で出てくるオケヒ(オーケストラル・ヒット)や、ループサウンドに不思議な魅力を感じ、「DTMを使えばこういったアイデアも自分で取り入れていけるのでは?」と考えたことを覚えています。
    またギターのトリッキーな存在感が衝撃的で、自分にとってまさに刺激のかたまりのような楽曲で、今でもお手本として聴くことがあります。

    この曲で注目してほしいポイントは、Aの楽器が抜ければBの楽器が姿を現し、Bの楽器が消えるとAがまた顔を出すという変則的なアレンジワークで、サビに向かうに連れて楽器が増えていくだけの単純なアレンジとは一線を画しています。  

    また、楽器の配置がシンプルで、なるべく最小限の構成で最大の効果を発揮していることも特徴です。

    盛り上げる箇所にのみに出てくるワウギター。そしてアコースティック・ギターは基本的に右の一本のみで構成されており、普通は左にも配置したいところを、あえて入れないという選択肢を取っています。

    普段当たり前にやっていることは実は当たり前ではなく、空間も一つの楽器として考える事が重要なのだということに気付かされます。

    いざアレンジをすると我慢できず多くの楽器を詰め込んでしまいがちな人は少なくないでしょうし、そういった方こそ参考にするといいのではないでしょうか。


    木之下慶行

    2015.04.08

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