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  • 伊橋成哉楽曲徹底分析 スガシカオ「春夏秋冬」
    音楽をやっている人が何も言えなくなる、つまり作り手として敵わないと思わしめる曲の代名詞ともいうべきなのが、スガシカオさんの「春夏秋冬」です。スガシカオさんというと、「黄金の月」を挙げる人も多いのですが、僕にとってのスタンダードナンバーはこの曲です。

    この曲は、キャッチーなサビが目立つというのではなく、比較的にずっと同じ調子が続く。「春夏秋冬」の最大の特徴を挙げるなら、Bメロの長さが普通の曲の半分しかないということ。AメロからBメロ、そして、Bメロからサビへ最短距離で進行していきます。

    じつは、Bメロが短い曲には、いきものがかりの「帰りたくなったよ」や、SMAPの「らいおんハート」など、ヒット曲が多い。その理由は、AメロとBメロを同じ尺で繋げることが多い日本の楽曲において、Bメロが半分だったり2小節だったりすると、聴いている人が「え、なにが起きたの??」と唐突感を感じて、曲に緊張感が生まれるんです。

    また、この曲の魅力として欠かせないのは、やはりスガさんの声です。僕の個人的な“良い曲の条件”には、口ずさんで気持ちがいい、というものがあります。最近では、AKB48の曲がヒットしていますが、それも口ずさんで気持ちがいいからこそ、大衆に受けているといえるでしょう。

    だからこそ、自分で曲を作るときは、なるべく楽器で音を探らないようにしています。まずは声を張り上げてみて、気持ちがいいか否かをただ感じてみる。そこがヒット曲に成り得るかどうかの重要なポイントだと思っています。

    伊橋成哉

    2015.04.15

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