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  • 伊橋成哉楽曲徹底分析 Mr.Children「HERO」
    いわずと知れたMr.Childrenの名曲ですが、初めて耳にしたのは、たしか携帯電話のCMだったと思います。はじめにテレビで流れていたのはBメロだったのですが、僕はずっとサビだと思い込んでいました。のちに、同じCMのサビバージョンを聞いて、「前に聞いたのはサビじゃなかったのか」と驚きました。そのくらい、Bメロに魅力がある曲なのです。

    僕は、ありきたりではないBメロが好きで、ほかの作家さんとの共作仕事でも、なぜかBメロを手掛けることが多い。作家なら、サビをいいものにしようと思うのは当然のことだと考えていますが、そこだけに全力投球せず、Aメロ、サビ、Bメロが同じ濃度で作られていたり、少し変わった仕掛けが施されている曲に惹かれる傾向があるんだと思います。

    Mr.Childrenさんの楽曲について、共通点として挙げられるのが、イントロを口ずさめるということです。たとえば、「innocent world」や「Sign」などは、イントロを聞くだけで、どの曲か即座にわかるし、すぐに覚えて口にすることができる。いま流行りの歌謡曲は、汎用性が高いイントロを使用しているがゆえに、似たような歌い出しが多く、かえって覚えにくい曲ばかりです。そのなかで、ミスチルの曲がここまで親しやすく、かつ耳に残るのは、流石といえるでしょう。プロデューサーの小林武史さんの力も大きいと思います。
     
    自分が変わったBメロが好きであること、それから口ずさめる曲を好んでいることを再認識させてくれたという意味で、この曲は僕にとって大切な曲です。

    伊橋成哉

    2015.01.28

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