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  • 生田真心楽曲徹底分析 The Style Council 「Walls Come Tumbling Down!」
    1983年に結成されたイギリスのポップ・ロックバンド、The Style Councilの 「Walls Come Tumbling Down!」に出会ったのは、僕が高校生の頃で、曲としてもサウンドとしても気に入っています。

    まさに疾走感、高揚感という言葉がぴたりと当てはまるような曲作りの手法は、僕の原点と言えるかもしれません。

    曲の冒頭では、いわゆる歌謡曲らしさはあまり感じられませんが、サビはそこだけ切り取ったようにキャッチーな音色になっています。
    サビのキャッチーさと、ほかの歌謡曲っぽくないパートの緩急のつけ具合は絶妙です。

    とくに、サビへと持っていくコード進行が、日本人好みのせつないコードになっているということ。

    それゆえに、洋楽でありながら「わびさび」の心を持った不思議なテイストの楽曲になっています。

    それが、当時この曲が多くの日本人に受け入れられた要因なのかもしれません。

    アレンジは、ほかの2曲と同様、遊びが多いです。ただ、曲の合間にあえて隙間をつくることで、詰め込みすぎることによる性急さがなく、必要以上の歌謡曲らしさを聞き手に感じさせません。

    「かっこよければそれでいい」という彼ら独特のラフな雰囲気も感じられ、それがこの曲の醍醐味にもなっています。

    どちらかといえば、アレンジの手法よりも、シンプルに曲のよさを楽しみたい楽曲といえます。

    生田真心

    2015.01.28

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