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  • 多田慎也楽曲徹底分析 SMAP「世界に一つだけの花」
    SMAPさんの「世界に一つだけの花」は、作詞作曲を槇原敬之さんが手掛けており、売り上げはダブルミリオンを記録、国民的なヒット曲となりました。僕がこの曲の中で参考にさせていただいているのは“コード進行”。ポップでキャッチーかつ、切なくてキュンとするメロディを引き出すコード進行を使用しています。

    楽曲のポイントは、普通の“トニック”といわれる基本コードに対し、ベースを3度の音で当てていること。例えばキーCメジャーで、「ドミソ」を鳴らす時、ベースは「ド」を鳴らすことが多いと思いますが、この曲の場合3度の音を鳴らしていて、曲のベースラインが順々に上がっていくという構造です。そして、サビまではベースラインが下から上がってくるような階段進行になっていて、サビでは<せかいーにひーとーつだーけのはーなー>の<はーなー>という部分で“ディミニッシュコード”に移行し、安定した状態から山場へと移ることに成功しています。

    また、この曲はSMAPさんという国民的アイドルグループに、哲学的な歌詞を歌わせたことも衝撃的でした。そういった部分を槙原さんが作って、SMAPさんが歌うというのは、すべての要素が上手くかみ合っているように思います。コンペなどに参加して曲を作ると、歌詞やアーティストとのマッチング、あとは歌い手の立ち位置やキャラクターによって、曲の聴こえ方が違うことが多々あります。「世界に一つだけの花」が多くの人に親しまれ、いまだにカラオケで歌われ続けているのは、作り手・歌い手の関係性が良い作用を起こし、楽曲が説得力を増したから、という面もあるのかもしれません。

    多田慎也

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    2015.02.04

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